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店舗の内装デザインの決め方と、集客やブランディングを図るコツ
- date:2021年8月23日
- category:COLUMN
店舗で提供される商品・サービスはもちろんのこと、内装やインテリアに惹かれ入店するケースも多いのではないでしょうか。
最近では若い世代を中心に、内装デザインが凝った店舗はSNSですぐに拡散され、注目を集めます。
そこで今回は、店舗の内装デザインが持つ効果や役割、内装デザインの要素やコツを紹介します。
新しい店舗をオープン予定の方や、内装デザインに興味のある方は、ぜひ参考にしてください。
店舗の内装デザインの役割
まずは、店舗の内装デザインの役割や効果を見ていきましょう。
集客力の向上
内装デザインが寂しいお店と、細部にまでこだわったお店がある場合、後者の方が入店したいと感じる人が多いはずです。
コンセプトが練られ、世界観が出来上がった店舗は、魅力的でお客さんの注目を集めやすいでしょう。
お店が外から見られた場合や、写真などで宣伝された場合、お客さんにお店を認識してもらうことが、集客への第一歩となります。
その際に、お店がお客さん自身のニーズを満たすか否かの判断材料になるのが、内装デザインです。
ターゲット層にとって入りやすい雰囲気・安心感を醸し出す内装デザインが好まれるでしょう。
利用者の満足度向上
店舗の内装デザインが魅力的な場合、利用者の満足度を高める効果もあります。
インテリアや照明などにより、居心地の良い空間を演出することで、長居したくなるような店舗になるでしょう。
また、取り扱う商品やサービスに加え、実際に店舗へ足を運んだ際のワクワク感を生み出せると、店舗自体がアトラクションのような価値を持ちます。
人気飲食店では、たとえ待ち時間が長かったとしても、入店して写真を撮りたい・空間を体験したいと思うお客さんがいるのが事実です。
店舗のブランディング
店舗の内装デザインは、会社やブランドの大事にしているメッセージを表現できる場です。商品やサービスの価値を最大限に引き出した上、内装のコンセプトやスタイルが相まって、更なる付加価値を生み出せるでしょう。
お店や会社自体のイメージを左右し、ブランディングできる点が、内装デザインの役割の一つです。
店舗の内装デザインの要素
では次に、店舗の内装デザインを構成する要素の特徴を紹介します。
照明
照明は視界に直接影響し、店舗全体の明るさを調整する重要な要素の一つです。
用いる照明の照度により、店舗の雰囲気はガラッと変わります。
明るさの違う主な光源として、白熱電球や蛍光灯、LEDなどが挙げられます。
また照明デザインは、ダウンライト・シーリングライト・アッパーライト・ペンダントライト・ブラケットライトなどバリエーション豊富です。
実用性だけでなくデザイン面でも種類豊富な照明は、インテリアの一部であり、内装のコンセプトにあったものを選ぶべきでしょう。
店舗照明を選ぶ際のコツを詳しく知りたいという方は、コチラの「店舗照明を選ぶ際に抑えておくべきポイント」の記事をご覧ください。
配色
店舗全体の配色は、集客効果にも大きく関わります。
明度と彩度が近いカラー選びで、内装の統一感を出すのがポイントです。
壁や天井・床などの面積の広い部分で使う色は、ベースカラーとして全体の7割を占める程度が丁度良いでしょう。
その他に、家具やインテリアに使われるメインカラーが2.5割、雑貨などのワンポイントで使うアクセントカラーが0.5割程度だとバランスがよく見えます。
また、業種や客層に合わせて色彩効果も利用するべきでしょう。
例えば、飲食店では食欲を増長し、飲食物を美味しく見せるオレンジや赤などの暖色系のカラー、エステなど施術系の店舗ではリラックス効果のある緑や青などの寒色系のカラーがおすすめです。
また、子供や女性客が多い場合はピンクや薄黄色などの優しいパステルカラー、男性客や年配客が多い場合はグレーや黒などのシックなカラーも良いでしょう。
什器
什器とは家具全般を指し、店舗では商品・サービスの提供に必要なテーブルや椅子、棚や食器、ワゴン、鏡などが含まれます。
什器も内装をデザインする上での一要素です。
什器を選ぶ際は、素材や色、形などの点から、店舗の雰囲気・実用性に合ったものを見つけましょう。
レイアウト
店舗の内装を考える際、客席数や機材の配置にも配慮しなくてはなりません。
お客さんが店内に長く居続けられるような、動線を考えましょう。
店舗をデザインする際のポイント
最後に、店舗をデザインする際のポイントを確認しましょう。
コンセプトを明確にする
本格的な内装デザインに取り掛かる前に、コンセプトを固めてデザインの方向性を定めることが大切です。
店舗の立地や商品・サービスの利用客のマーケティングをしましょう。
年齢・性別・職業などの属性から、「誰にどのような空間で誰とどのように過ごして欲しいのか」を考えると、ターゲット層が絞りやすいです。
また、店舗のコンセプト決めは、ナチュラル系・アンティーク系・ストリート系などから外国風・近未来型などのスタイルを決めることでもあります。
照明・配色・什器・レイアウトの全てが、会社・店舗・商品・サービス・スタッフを表現するプレゼンテーション作品と考えましょう。
店舗自体が作品なのか、商品やサービスを際立たせるためのステージなのかでも、コンセプトの方向性が変わります。
店舗コンセプトの決め方についてなどについて詳しく知りたい方は、コチラの「店舗コンセプトの必要性と作る上で抑えるべきポイント」をご覧ください。
他店を知る
店舗デザインをする際には、業種関わらず多くの店舗に足を運びましょう。
他店の良い点は参考にし、悪い点は反面教師とすることが大事です。
また、他店とデザインが被らないように、オリジナリティを出す工夫を忘れないでください。
トレンドを見逃さない
店舗の業種や社会全体のトレンドは常に抑えるように意識しましょう。
流行のスタイルをすぐに取り入れることで、集客効果にも繋がるかもしれません。
実用性も考慮する
内装にこだわりすぎた結果、実用性がなく扱いづらくならないように注意が必要です。
特に、配色やインテリアは交換が難しくコストもかかるため、ある程度の期間安心して使用できるものを選びましょう。
店舗デザインならインターステラー
当社では空間リノベーションの一環として、店舗リノベーションを手掛けております。
実際に新しく店舗を開店しようと考えている方は是非ご相談ください。
詳しくはコチラの「インターステラーが手掛けるリノベーション」のページをご覧ください。
店舗デザインは必要不可欠
いかがでしたでしょうか。
今回は、店舗の内装デザインの要素や効果、デザイン時のポイントを紹介しました。
集客し売り上げアップを図るためには、店舗の内装デザインは欠かせません。
安心して任せられる会社・デザイナーを選び依頼しましょう。
当社は、「低コスト・高パフォーマンス」という考えのもとに、限られた予算の中からお客様にとってベストなデザインのご提案をさせて頂きます。
デザイン制作のご依頼なら、是非「インターステラー」へご相談ください。
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