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店舗コンセプトの必要性と作る上で抑えるべきポイント

  • date:2021年7月27日
  • category:COLUMN

これから店舗を開業したいと考えている方のなかには、店舗コンセプトという言葉を耳にしたことがある方がいるかもしれません。 

店舗コンセプトは、どんな店にしていきたいかという、店舗デザインを決める土台になるもので、開業準備のなかでも特に重要です。 

ですが、どうして決める必要があるのか、具体的にどのように決めればいいのかわからないという方もいるのではないでしょうか。 

そこで、本記事では、店舗コンセプトの重要性と作り方を解説していきます。 

これから店舗を開業しようと思っている方やコンセプトを明確にして店舗の運営を見直したいという方は、ぜひ本記事を参考にしてみてください。 

店舗コンセプトとは 

店舗コンセプトとは、その店をどういった店にしたいのか、という一言で言えば、店に対する「テーマ」のようなものです。 

どんなお客さんに来てほしいのか、どのような商品を売るのか、店内のレイアウトや内装はどのようにするか、など運営の根本に関わる重要なもので、コンセプトによって従業員数や開業のために必要な資金、立地なども変わってきます。 

またわかりやすく言うと、その店「らしさ」と言い換えることもでき、店舗経営の際、最初に店舗コンセプトを明確にしておくことで、全体的に統一感のある店舗デザインを実現できます。 

店舗コンセプトの必要性 

次に、経営の際に店舗コンセプトが重要とされる具体的な理由を紹介していきます。 

顧客の満足度を高める 

店舗コンセプトを明確することで、顧客の期待に沿った製品やサービスを提供できるようになります。 

例えば飲食店なら、店の外見や看板、メニューなどからどういった店なのか、情報が伝わり、それが店に入るかどうかの基準にもなります。 

高級感のある落ち着いた店だと思ったのに、接客の声が大きすぎたり店内が賑やかだったりすると、事前のイメージと実際の店舗が不釣り合いで、顧客の期待を裏切り満足感が低下してしまうことになります。 

店舗というのは製品・サービスだけを提供する場ではなく、内装や雰囲気、店員の接客などを含めた一つの空間を提供しているといえます。 

店舗コンセプトに沿って店を運営していくことで、店舗に統一感が生まれ、顧客に居心地が良いと思ってもらえる空間を提供できるようになります。 

店舗経営の柱になる 

店舗コンセプトは経営者自身がどんな店を作っていきたいかという、店舗経営の柱になるものです。 

どこに店を出し、どこからどんな商品を仕入れるかもすべてそちらに基づいて決まります。 

また、オープンさせてからも新商品を出したい、客足が伸びない、競合店が出店したといった課題や問題に対して、コンセプトをもとに方針や戦略を立てます。 

こうした基礎部分が曖昧だと経営の軸がぶれてしまい、的はずれな戦略を打ち出したり、顧客の望んでいない商品を販売したりと、安定した店舗運営ができなくなってしまいます。 

事業資金を借りるときに必要 

店舗コンセプトは金融機関から事業資金を借りる場合にも必要になります。 

開業するとき、自己資金だけでは難しいことも多いため、融資を受けるケースも多いでしょう。 

このときに提示する事業計画書には事業の目的や内容、経営の方針や戦略、売上予測などを記載しなければなりません。 

コンセプトが不明確だと計画書の内容が具体性に欠けたものとなり、金融機関も当然、そういった経営者には資金を融資したがりません。 

店舗コンセプトの作り方 

ここまで店舗コンセプトの重要性について述べてきましたが、ここではどのように作っていけばよいかを説明します。 

作るうえで最も大切なポイントは「どんな店にしたいか」です。 

そのため、はじめは漠然としたイメージを作り、その上で、以下の7W2Hを使って具体的な部分を決めていきます。 

1、Why……なぜ、何のためにその店舗を開業するのか。 

2、When……いつ店舗を開業するのか。 

3、Where……どのエリア、どの立地で店舗を開業するのか。 

4、Who……誰が誰(従業員)と店舗を開業するのか。 

5、Whom……どんな客層をターゲットにするのか。 

6、What……なにを商品にするのか。 

7、Which……なにを優先するのか。 

8、How……どのように店舗を運営するのか。 

9、How much……開業にかける資金や時間はどれくらいか。 

1番から順番に自分の考えを整理していくことで、作りたい店舗のイメージがより明確になってくるでしょう。 

ここでなるべく具体的に決めておくことで、その後の開業準備や店舗運営がスムーズになります。 

以上のように店舗コンセプトは店舗デザインを決定する上で非常に重要な要素になります。
しかし、店舗コンセプトは店舗デザインを構成する1要素に過ぎません。
店舗デザインの方法をより詳しく知りたいという方は、コチラの「店舗の内装デザインの決め方と、集客やブランディングを図るコツの記事をご覧ください。

実際の店舗デザインはプロにお任せ

実際に店舗コンセプトの設計の方法に関してお伝えをしてきましたが、コンセプトを店舗のデザインにまで落とし込む作業を行うのはなかなか大変な作業になります。

そこで店舗デザインでお悩みの方は是非当社までご相談ください。
当社では店舗リノベーションをはじめ、企画・設計・施工・引き渡しするまでワンストップでご提供します。
加えて企画・設計・施工の各担当者がチームとして、オーナー様の夢の実現のために、魅せるお店をプロデュースいたします。

 

当社では無料でのお見積りの作成も行っておりますので、是非お気軽にお問い合わせください。
詳しくはコチラの「インターステラーが手掛けるリノベーション」のページをご覧ください。

コンセプトが店舗デザインを決める

いかがでしたでしょうか? 

この記事を読んでいただくことで店舗コンセプトの必要性がご理解いただけたと思います。 

店舗のデザインや運営方針を決める重要なもので、明確なコンセプトがない店舗経営は難航するかもしれません。 

開業の際にはしっかりと考えて決めるようにしてください。 

当社は、「低コスト・高パフォーマンス」という考えのもとに、限られた予算の中からお客様にとってベストなデザインのご提案をさせて頂きます。
デザイン制作のご依頼なら、是非「インターステラー」へご相談ください。

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