CONTACT

PICK UP

パッケージデザインの機能・役割とデザインを考える上でのコツ

  • date:2021年8月23日
  • category:COLUMN

私たちが店頭で何気なく見ている商品のパッケージにはたくさんの機能や役割が込められていて、デザインする上では考えるべきポイントがいくつもあります。 

普段の生活で意識することはないでしょうが、一部は私たちの商品購入にも影響を与えていて、パッケージが気に入ったから商品を購入したという経験のある人もいるのではないでしょうか。 

そこで、今回は、商品パッケージの役割とデザインを考える上でのコツを解説していきます。 

新しい商品のパッケージに悩んでいらっしゃる方や商品が今より売れるようパッケージデザインを変更したいと思われている方は、ぜひ参考にしてみてください。 

 

パッケージデザインとは 

食品や飲料、日用品など様々な製品の箱や包装、容器などの色や絵柄、形状などをデザインすることをパッケージデザインといいます。 

パッケージをデザインすることで、本来は商品を保護するための包装や容器が、商品のコンセプトやユーザーに与える利便性をアピールでき、消費者に購買意欲を起こさせるよう商品を魅力的に見せるためのアイテムとして機能するようになります。 

 

パッケージデザインの機能と役割 

パッケージデザインは単に商品を保護するだけでなく、消費者に商品をどのように見せるかといった多角的な役割をもっています。 

機能と役割としては、主に以下のようなものがあります。 

 

商品を保護する 

包装や容器、外箱など、パッケージと呼ばれるものが持つ最も基本的な役割で、商品が輸送や陳列、販売など消費者の手に届く前の段階で傷ついたり壊れたりしてしまうことを防止する機能です。 

いくらデザイン性が優れていても、ここがクリアできないと成り立ちません。 

 

商品の情報を伝える 

その商品がどのような名前でどういった目的のために使うのか、商品の持つコンセプトやターゲット、他の類似品とどう違っているか、この商品を選ぶことで消費者にどんなメリットがあるのかといった商品の基本的な情報やアピールポイントを伝える広告としての役割を果たします。 

パッケージで消費者に消費をPRできるのは4~5秒といわれていて、短い時間で的確に情報を伝え、購買意欲を刺激できるデザインが求められます。 

 

ブランド価値を創る 

パッケージは企業や商品のブランド価値を創造する役割も持っています。 

パッケージに描かれた企業・商品のロゴ、名前やキャッチコピーなどは見るだけで消費者に特定のブランドを想起させる効果があり、ブランディングにも大きな役割を果たします。 

 

商品の使いやすさを高める 

パッケージはただの包装や容器ではなく、実際に消費者が手に取るものでもあります。 

そのまま使用する商品もあるため、使いやすさや機能性、耐久性など消費者が安全でストレスなく使えるデザインが求められます。 

 

商品に付加価値を与える 

パッケージデザインが良いとそれだけで消費者の購買意欲につながることがあります。 

パッケージが気に入って買ったというような場合には、デザインが商品の一部として、商品価値を高める役割を果たしているといえます。 

 

パッケージデザインを考える上でのポイント 

ここまで、多岐にわたる機能と役割について説明してきましたが、最後に、こうした機能を盛り込んだデザインを考えるためのポイントを紹介します。 

 

わかりやすさ 

消費者がパッケージから情報を得る時間は非常に短く、限られた時間で正確に必要な情報を伝えられるよう、デザインにはわかりやすさが求められます。 

情報量を絞り、一番伝えたいことが的確に伝わるようにしましょう。 

ただ、わかりやすさは大切ですが、消費者に誤解を与えるような表現には気をつける必要があります。 

 

ネーミング・ロゴ・コピー 

ネーミングやロゴは商品の第一印象やイメージ、ブランドを形作る大切なものです。 

またキャッチコピーを利用すれば、写真やイラスト、説明だけでは分かりにくい商品の独自性やコンセプト、複雑な情報なども消費者に伝えられ、手に取ってもらいやすくなります。 

ロゴのデザインについては以下の記事でも詳しく解説しておりますので、あわせてチェックしてみください。

パッケージの素材 

消費者が実際手に取るものですから、デザインだけでなく素材にも気を使う必要があります。 

高級感のある商品ならパッケージもそれに見合ったものが求められ、肌触りや見た目など商品への期待を高めてくれるものなら、購買意欲の刺激につながります。 

 

ビジュアルのシズル感 

シズル感とは、もともと食品のみずみずしさをあらわす言葉で、広告業では臨場感のある写真などに使われています。 

百聞は一見に如かずと言われるように、ビジュアルは購買に大きな影響を与えます。 

商品を実際に手に取る前の段階でも、パッケージを見た消費者に「おいしそう」「使ってみたい」と思わせるように、魅力的な写真やイラストなどを使用するようにしましょう。

インターステラーのオリジナルパッケージ制作

当社ではデザインを通じてお客様にとっての最適なソリューションを提供します。

その一環としてオリジナルのパッケージを作成することで、企業様のブランディングに御力添えをさせて頂きます。

詳しくはコチラの「インターステラーが手掛けるパッケージ制作」のページをご覧ください。

 

 

パッケージデザインのことならデザインのプロに相談 

いかがでしたでしょうか? 

この記事を読んでいただくことでパッケージデザインの役割をデザインのコツがご理解いただけたと思います。 

その役割は幅広く、そのため、デザインのときに心がけるポイントも多岐にわたります。 

パッケージデザインを考えている方は、ぜひ一度、これらのポイントを踏まえてより良いパッケージをプロのデザイナーに相談してみてください。 

当社は、「低コスト・高パフォーマンス」という考えのもとに、限られた予算の中からお客様にとってベストなデザインのご提案をさせて頂きます。
デザイン制作のご依頼なら、是非「インターステラー」へご相談ください。

TOP